ふきのはる 富貴の春
文化勲章・文化功労者・日本芸術院会員・日本美術院同人 理事長
紙本・彩色・額装
P10号
共シール
直筆署名落款
東京美術倶楽部鑑定証
画寸(縦x横):
41.0 x 53.8 cm
額.軸寸(縦x横x厚):
63.7 x 75.7 x 6.5 cm
作品状態:良好
- 売約済
松尾 敏男1926年(大正15年)~2016年(平成28年)
経歴
1926年 大正15年3月9日長崎市今籠町に生まれ、東京で育つ。
1943年 17歳の時、美術雑誌などで絵を見て感銘を受けていた片山南風に入門。
1949年 第34回院展に「埴輪」が初入選。
1962年 第47回院展で「陶土に立つ」が奨励賞を受賞。
1963年 この頃から北海道の自然、生きものを素材に自己の内面を投影する幻想的作風に入る。第48回院展で「日蝕」が奨励賞を受賞。
1964年 第49回院展で「野火」が奨励賞を受賞。
1965年 第50回院展で「高原」が奨励賞を受賞。
1966年 第51回院展で「廃船」が日本美術院賞・大観賞を受賞。
1968年 第53回院展で「鳥碑」が日本美術院賞・大観賞を受賞。
1969年 第54回院展で「北限」が奨励賞を受賞。
1970年 第55回院展で「樹海」が日本美術院賞を受賞。
1971年 日本美術院同人に推挙。第1回山種美術館賞展で「翔」が優秀賞を受賞。
1974年 「海峡」により芸術選奨新人賞を受賞など華々しい活躍の基礎が築く。
1975年 第60回院展で「櫂」が文部大臣賞を受賞。
1978年 第63回院展で「サルナート想」が文部大臣賞を受賞。
1979年 同「サルナート想」により日本芸術院賞と受賞を重ねる。
1991年 新作個展開催(東京・大阪・横浜・京都高島屋を巡回)。
1994年 日本芸術院会員となる。
2000年 文化功労者顕彰。
2009年 日本美術院理事長に就任。
2012年 文化勲章受章。
2013年 長崎県名誉県民として顕彰。
2016年 8月4日逝去、享年90。