しょかのうみにあかしょうびん 初夏の海に赤翡翠

田中 一村たなか いっそん  (Isson Tanaka)

奄美大島を愛した孤高の画家

アーカイバル   限定120部   版元シール   版上サイン   著作権承継者承認印  
画寸(縦x横): 95.8 x 46.6 cm
額.軸寸(縦x横x厚): 75.0 x 27.8 x 4.3 cm
作品状態:良好。原画所蔵:田中一村記念美術館

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¥ 286,000 (税込)

加算ポイント:13,000pt

作品概要

田中一村は1958(昭和33)年に南方取材のため奄美大島に来島。「国立療養所奄美和光園」に迎えられ居場所を得たのち、千葉へ帰郷するも、奄美で描くことを決めて再来島したのが1961年。2021年はそれから60周年となります。大島紬の工場で“摺り込み”の仕事をしながら、題材の中で暮らし絵の研究ができる喜びをかみしめつつ、新しい日本画への挑戦を重ね、華麗なる花鳥作品を生み出していきました。亜熱帯の素材を基に描く“南の琳派”の誕生です。
このたび多くのご要望にお応えし、新たな作品で複製画の製作を企図しました。奄美初期作品「奄美の海に蘇鐵とアダン」「初夏の海に赤翡翠」、そして代表作「不喰芋と蘇鐵」の3作品です。墨の濃淡が生み出すグラデーションの美しさ、原画の微妙な色使いまで大画面に展開する一村作品の素晴らしさを超高精細画像でご覧ください。

田中 一村1908年(明治41年)~1977年(昭和52年)

経歴

1908年 7月22日、彫刻家田中稲村セイ夫婦の8人兄弟の長男として、栃木県栃木町に生まれる。本名は孝
1915年 児童画展で天皇賞(文部大臣賞とも)を受賞、神童とよばれる。父は大喜びし、米邨(べいそん)の号を与える
1926年 東京美術学校(現在の東京藝術大学)日本画科に入学。同期には加藤栄三、橋本明治、東山魁夷、山田申吾らがいた。6月、同校を退学
1938年 千葉市千葉寺に家を新築、姉喜美子、妹房子、祖母スエとともに移る
1947年 第19回青龍社展に「白い花」を出品して入選。画号を米邨から「一村」に改める
1948年 第20回青龍社展に「秋晴れ」と「波」の2点を出品。「波」は入選するが、一村自身の自信作「秋晴れ」が落選したことに納得できず「波」の入選も辞退する
1955年 九州、四国、紀州を旅行。南国の自然に魅了される
1958年 12月、家を売り、最大の理解者であった姉喜美子をも残し、背水の陣で奄美大島に渡る。名瀬市柳町に下宿する
1959年 秋、名瀬市有屋の国立療養所奄美和光園の官舎に寄宿する
1960年 一時、千葉に帰省
1961年 奄美に戻る。名瀬市有屋の一戸建ての借家に移り住む
1962年 名瀬市大熊の紬工場で染色工として働き始める。「5年働いて3年間描き、2年働いて個展の費用をつくり、千葉で個展を開く」という画業10年計画をたてる
1965年 5月、姉喜美子逝去(60歳)。遺骨を抱いて奄美に戻る
1967年 5年間働いた紬工場をやめ、絵画制作に専念する。以降、奄美時代の主要な作品が制作されたと思われる
1977年 4月、奄美での全作品を千葉の肉親友人にみせるために上葉。5月、奄美に戻る。9月1日、それまでの借家を引き払い、和光園近くの畑の中の一軒家に移る。9月11日、夕食の準備中に心不全で倒れ、69年の生涯を終える
1979年 地元の「南日本新聞」が一村の画業を初めて紙面で紹介。11月に地元有志のカンパによる「田中一村画伯遺作展」が名瀬市中央公民館で開催される。後にNHK鹿児島が番組放送
1984年 教育テレビ「NHK日曜美術館」で全国放送されるや大反響となる
1985年 初めての画集『NHK日曜美術館「黒潮の画譜」田中一村作品集』(NHK出版)が出版される
1986年 中野惇夫氏の『アダンの画帖 田中一村伝』(道の島社)が出版される。遺作展も全国各地で開催される
2001年 9月、奄美大島に鹿児島県奄美パーク「田中一村記念美術館」が開館
2007年 1月から全国9会場で巡回展が開催され、21万5,000人が作品世界を堪能。『田中一村 豊饒の奄美』(NHK出版)が刊行される
2008年 生誕100年記念特別展開催(奈良県立万葉文化館)
2010年 生誕100年記念特別展開催(千葉市美術館)
2013年 決定版『田中一村作品集[増補改訂版]』(NHK出版)が発刊される
2018年 生誕110年を迎え、記念展が「佐川美術館(滋賀県)」、「岡田美術館(箱根)」で開催される。「NHK日曜美術館」が新たに「奄美の森に抱かれて~日本画家 田中一村~」を制作放送。記念出版として33年間にわたる調査報告をまとめた『評伝 田中一村』(生活の友社)が刊行される

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    2019/03/20

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用語解説

木版(凸版)

凸版形式を代表する最も古くから使われている技法。
版木の種類により、板目木版と木口木版画ある。
さらに浮世絵に代表される多色刷木版がある。

リトグラフ(平版)

石版画。石灰石や金属板に油性の解墨・鉛筆などで絵を描き、その上から滑石粉末を撒布し更に少量の硝酸を加えたアラビアゴム液を塗ると絵が浮き出て、それを紙に写しとる技法。

エッチング(凹版)

銅版画法の一種で、一番古い間接的凹版。
銅板の表面を松脂と蠟の混合物で作った耐酸性の防触剤で覆い、その上に彫刻針で絵を描き、銅板の裏側と、へりに耐酸性の蠟を塗って硝酸に浸して版を作る。

シルクスクリーン(孔版)

木枠に張った絹またはナイロンの上にフィルムを張り付けたり、絹に観光液を塗布して写真を投影してからスクィジーでインクを定着させる技法。
紙のほかガラス、金属などにも印刷できる。
最近ではセリグラフと伝われている。

ジークレー

デジタル・リトグラフとも言われ、最新のコンピュータ技術を使った技法。
ジークレーはフランス語で「インクの吹き付け」を意味し、スキャナーで読み取った原画をインクジェットプリンターで版画用紙にインクを吹き付けることで再現する。
細密性、保存性に優れている。

エスタンプ

原画を刻り師が模刻した「複製版画」で、版画独自の価値を表現するために作家自らが製版したオリジナル版画とは区別される。

エディション

完成した原版で刷った部数。
10/50のように、分母に限定部数、分子に一連の当該番号を記入し、画面の左下に表示するのが普通である。
その他に、
A.P(Artist proof)作家用(約25部)
P.P(Present proof)贈呈用(約20部)
H.C(Hors Commerce)非売用(約5部)
などがある。

紙本/絹本

紙本とは紙に描かれたもの、絹本とは絹に描かれたものを指す。